園城寺光浄院(滋賀県大津市)

園城寺光浄院陣所

織田信長が1568年の上洛の際に陣所として使用した寺院。
光浄院は室町時代に山岡資広が建立した園城寺内塔頭寺院のひとつ。

1568年、足利義秋(足利義昭)を奉じての上洛を進める織田信長は、観音寺城の六角氏を撃退。
10月24日に守山、10月26日には大津に到着し、園城寺光浄院に陣を置く。
その翌日に義昭と同地で合流し、入京を果たした。
1571年の比叡山焼き討ちの際には前日に光浄院に宿泊し、山岡景友らの接待を受けている。

現存する光浄院客殿は1601年に山岡景友が再興したもので、国宝に指定されている。

所在地

滋賀県大津市園城寺町

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