中野城(滋賀県大津市)

中野城

在地の土豪・中野氏の居城。
応仁年間、中野加賀守宗成による築城。

中野氏は鎌倉時代から田上の地を領した一族。
応仁年間に中野城を築いて勢力を拡げ、1488年には中野宗成が北野社から田上中庄の代官に任命されたことが確認できる。(その翌年に罷免されたとも)
中野氏は戦国期に羽栗城に移ったと伝わり、羽栗城は織田氏に攻められて落城している。

荒戸山(標高160m)の北西麓、荒戸神社の境内北側の台地上に位置する。
同地には複数の平坦地と5mを超える土塁状の地形が確認できるも調査はされておらず、城の全容は不明。

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所在地

滋賀県大津市中野・上田上中野町

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