佐土構(兵庫県姫路市)

佐土構

旧印南郡佐土村にあったとされる城館。
築城時期は不明だが、天正年間の城主に「清水小左衛門久勝」の名が確認できる。

清水氏は赤松氏庶流・妻鹿孫次郎貞祐を祖とする一族で、5代・規次の子である弥左衛門吉春が清水姓を名乗ったことに始まる。
清水久勝は吉春の孫にあたり、1573年に同地に居住していたことが確認できる。

福乗寺の境内一帯が城域とされる。
寺院前面の道路は堀跡とされ、西側の路地および寺院の背後を北から東に向けて流れる水路も堀跡の可能性があると考えられる。
北西300mの位置に小寺氏の本城・御着城があり、寺院背後の水路は御着城の堀と繋がっていたとも伝わる。

その他の写真

Google Photos

所在地

兵庫県姫路市別所町佐土

コメント