行願寺(京都府京都市)

行願寺

天台宗の寺院。
1004年、行円による創建。

天台宗の僧・行円が一条小川の一条北辺堂跡地に創建。
行円は日頃から鹿の皮をまとっていたことで「革聖」「皮仙」と称され、寺の名も『革堂』と呼ばれた。
1565年6月17日に起こった永禄の変において、将軍襲撃の首謀者の一人である三好義継が前夜に行願寺に宿陣したことが『天文日記』に記されている。
1590年、豊臣秀吉による都市整備に伴って寺町荒神口に移転。
1708年の大火の後、そこから南に下がった現在地に移転した。

創建当初の寺地は京都御苑の西方にあって、現在は住宅地となっている。
付近には革堂町・革堂仲之町・革堂西町の町名が残る。

所在地

京都府京都市上京区革堂町

コメント