阿星山観音寺陣所(六角高頼本陣)(滋賀県栗東市)

阿星山観音寺陣所

長享・延徳の乱(鈎の陣)における六角高頼方の陣所のひとつ。

観音寺は733年に南都の高僧・良弁が創建した法相宗の寺院。
嵯峨天皇をはじめとした歴代天皇によって厚く庇護され、僧房24宇の一大道場として賑わっていたとされる。
長享の乱(鈎の陣)では六角高頼が同寺に布陣し、足利義尚方との戦いで伽藍は尽く灰燼に帰した。
1687年、比叡山東塔北谷惣持坊の末寺となり、天台宗の寺院として復興。

阿星山の北西麓、集落を見下ろす位置に現在も観音寺が建つ。
寺は江戸時代の間に荒廃して無住寺となっていたが、近年になって住職が入山し、復興が進んでいる。

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所在地

滋賀県栗東市観音寺

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