正覚寺陣所(浦上則宗陣)(滋賀県草津市)

正覚寺陣所

長享・延徳の乱(鈎の陣)における足利義尚方の陣所のひとつ。
1487年、六角高頼討伐のために浦上則宗が布陣した。

浦上則宗は「上笠の正覚寺」に陣を敷き、義尚方の先鋒として甲賀郡に攻め入る。
しかし、六角高頼が姿を眩ませたために長期戦となった。
翌年5月に甲賀衆によって陣を焼かれており、本国の播磨では山名氏との戦闘が続いていたことから浦上則宗がいつ頃まで在陣を続けたかは不明。

正覚寺は草津市上笠地区にあったが、現在は消滅している。
西教寺の東側付近にあったとされるも周辺は住宅地となり、痕跡はない。

所在地

滋賀県草津市上笠

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