大森陣屋(滋賀県東近江市)

大森陣屋

大森藩代々の藩庁。
1655年、最上義智の赴任に伴って設置。

最上氏は1622年に発生したお家騒動(最上騒動)によって所領没収となり、近江大森1万石に減転封。
藩主・最上義俊が1631年に死去した際、嫡男の義智が1歳の幼少であったことから5千石に半減となった。
以降、交代寄合の旗本として明治維新まで存続する。

東近江市立玉緒小学校の東側、県道46号線沿いに「最上氏大森陣屋跡」の碑が建つ。
発掘調査により、同地には中世に大森城の平時の館があったことが判明。
遺構は存在しないが、石塔寺(東近江市石塔町)の山門に陣屋門が移築現存する。

所在地

滋賀県東近江市大森町

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