博労淵砦(大阪府大阪市)

博労淵砦

大坂冬の陣における豊臣方の砦のひとつ。
薄田兼相を守将に、700の兵が守備していた。

1614年12月29日の夜明けに幕府方・石川忠総と蜂須賀至鎮が南北から攻め寄せ、砦は1日で陥落。
城将の平子正貞は戦死した。(博労淵の戦い)
薄田兼相は前夜から遊女屋に泊まり込んで不在であり、その失態から「橙武者」と嘲りを受けることになる。

木津川の東岸、地下鉄西長堀駅の北側あたりが城域と考えられる。
周辺は市街地化されており、遺構は存在しない。

所在地

大阪府大阪市西区立売堀・新町

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