白鷺城 / 那波浦城(兵庫県相生市)

那波浦城

赤松氏一族・宇野氏の居城。
建武年間、宇野弥三郎重氏による築城。

1157年、河野伊予守(河野親清のことか?)が小千通清に命じて築城した白鷺城が前身。
『正統那波史』によると、丘ノ台より大島山に架橋し、周囲の入江を濠に利用して西北の陸続きに大手門を築いたとされる。

建武年間、赤松氏一族の宇野重氏が丘ノ台に築城。
宇野重氏は武功の人物とされ、1336年に赤松円心に敗れた和田範長・児島高徳勢の敗残27騎が那波浦から東へ落ち延びていくところを追い、伊保荘で自決させたとある。

相生市立那波中学校を含む高台(丘ノ台)が城域とされる。
すぐ東側に大島山を臨み、当時の位置関係を窺うことができる。

所在地

兵庫県相生市那波南本町

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