小出水上代官所(兵庫県豊岡市)

小出水上代官所

幕府旗本・山本小出氏(水上小出氏)の陣屋。
1749年、山本小出氏による設置。

山本小出氏は1666年、小出英勝が気多郡に1千石を分知されて旗本となったことに始まる。
当初は山本村に陣屋が置かれていたが、1749年に同地の代官である三木氏邸に代官所を設置。
以降、明治維新に至るまで山本小出氏の采地陣屋として機能した。

豊岡市立日高東中学校の南、水上公民館の一帯が代官所敷地であったとされる。
舌状台地の先端にあって40m四方程度の広さと推定され、東辺と南辺に石垣が残る。
また、小学校に面する北辺にも石垣の一部が残るほか、僅かながらに堀跡が確認できる。
東辺のスロープ上に「水上代官所跡」の碑が建つ。

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所在地

兵庫県豊岡市日高町水上

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