志賀高穴穂宮(滋賀県大津市)

志賀高穴穂宮

第13代・成務天皇の宮殿。
128年、景行天皇が近江国に行幸した際に造営されたものと思われる。

『日本書紀』によると成務天皇は景行天皇の第4皇子で、景行天皇が崩御した翌年に即位。
行政区画としての国郡・県邑の制定、それぞれに造長・稲置を任命するなど、地方行政機構の整備を図った。
『古事記』には「大国・小国の国造を定めたまひ、また国々の堺、また大県小県の県主を定めたまひき」とあり、崇神天皇の祭祀、仁徳天皇の善政、允恭天皇の氏姓改革に並ぶ偉業として扱われている。

大津市穴太1丁目に所在する高穴穂神社付近が伝承地とされ、境内の奥深くに宮跡を示す石碑が建つ。

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所在地

滋賀県大津市穴太

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