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小浜藩川崎台場(福井県小浜市)

小浜藩川崎台場

近海防衛のために幕末に築造された台場(砲台)のひとつ。
1854年、小浜藩による築造。

1851年、小浜藩は外国船に対する警戒体制の一環として幕府に台場の築造を届出。
約30ヶ所に台場を築いて海防を強化し、小浜城の城下にも5ヶ所の台場(川崎・御城浜・海手浦・松ヶ下・八幡下)が築造された。
川崎台場は1854年に川崎町の重田卯右衛門に命じて造らせたもので、大砲7門が据え付けられていた。

現在、台場跡地は「台場浜公園」として整備されている。
砲台は公園の北側に位置し、弧を描く道路が痕跡を僅かに残すのみとなる。 続きを読む